【Clair Obscur Expedition 33】クレール・オブスキュール全滅してもリトライ

全滅時に戦闘をリトライできる機能が追加された。変わった挙動をしていた、一部のバトル仕様も調整されている。また、PC版はDLSSとXeSSの機能が拡張され、対応しているGPUならフレーム生成機能と低遅延モードが使えるようになった。パッチノートによると、戦闘のリトライ機能は「もっとも要望の多かったQoL機能の追加のひとつ」になっているそうだ。FSR（AMDの超解像技術で、AMDのGPU以外でも使える）のサポートについてはもうすこし時間が必要になるという。

本作では全滅すると、最後にセーブした地点に戻る仕様となっていた。今回のアップデートでは、全滅時に戦闘をリトライできる機能が追加された。オートセーブが多いゲームなので、全滅しても極端に巻き戻しされるということはなかったが、これでボス戦やザコ敵での不意の全滅時のストレスが軽減されそうだ。今までのようにシビアな仕様でたのしみたい場合は、リトライするか聞かれる場面で「いいえ」を選択すればよいだろう。

戦闘の調整では、プレイヤーが有利になる特殊な仕様が弱体化されたようだ。ルネの「熱移動」は大地のステインをちゃんと2つ消費しないと、追加ターンが得られなくなった。「セカンドチャンス」については戦闘中に1回のみ、体力が0になっても1回だけ復活するというピクトスだ。また、「癒しの恩恵」はバフを付与したときに自身の体力を回復するというもので、「プロテクトデス」は戦闘不能時に仲間に「堅甲」のバフを与えるピクトスだった。これらを組みあわせることでキャラクターが死ななくなってしまっていたようで、開発側が想定していなかったバグに近いシナジーであるため、調整に至ったのだろう。

パッチノートでは、「今後のパッチでさらなる更新に期待してください」と書かれている。FSRの対応を含め、本作のアップデートは今後も続いていくようだ。