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【日本で数台】ポルシェ718ボクスターに245/35R20・305/30R20を装着|日本でも希少なワイド仕様とは(2回目)

オーバーフェンダー化した理由

718 Boxsterは、ポルシェらしい流麗なボディラインが魅力の一台です。しかし、リアタイヤを305/30R20へワイド化するには、純正フェンダーのままでは十分なクリアランスを確保することができません。

そこで採用したのがオーバーフェンダー仕様です。

今回のカスタムでは、単にタイヤを収めるためだけではなく、「純正デザインとの一体感」を重視して製作されています。

後付け感をできるだけ抑え、ボディラインに自然につながる造形とすることで、初めて見る人には純正オプションのような印象を与えます。

ワイドボディ化によってリアフェンダーには力強さが生まれ、718 Boxster本来の美しいシルエットを損なうことなく、より存在感のあるスタイルへと進化しました。

なぜ305幅にこだわったのか

リアタイヤ305mmというサイズは、一般的な718 Boxsterではあまり採用されません。

しかし、ワイドタイヤには見た目だけではない魅力があります。

まず大きなメリットとなるのが、路面へ伝える接地面積の増加です。

アクセルを踏み込んだ際のトラクション性能が向上し、高速道路での安定感やコーナリング時の安心感にもつながります。

もちろん、タイヤ幅が広くなることで重量増や転がり抵抗の増加といったデメリットもあります。

それでも、この車両ではスタイリングと走行性能の両立を目指し、最適なサイズとして305/30R20が選択されています。

フロントには245/35R20を組み合わせることで、前後バランスも美しく整えられています。


実際に走らせて感じたインプレッション

この718 Boxsterは、停車している姿だけでなく、走り始めた瞬間から特別な一台であることを実感できます。

ミッドシップならではの軽快なハンドリングはそのままに、リアタイヤの接地感が増したことで、高速域での安心感が非常に高く感じられます。

高速道路ではレーンチェンジ時の挙動が安定しており、長距離ドライブでも不安を感じる場面はほとんどありません。

ワインディングロードでは、リアタイヤがしっかりと路面を捉え、コーナー出口でアクセルを踏み込んだ際にも安定したトラクションを発揮します。

また、オーバーフェンダー仕様でありながら、不自然なロードノイズや干渉音はなく、完成度の高さを実感できます。

一方で、305幅タイヤはわだちの影響を受けやすくなるため、市街地ではステアリングにわずかな変化を感じる場面もあります。

しかし、それを上回る安定感と存在感があり、この仕様ならではの魅力と言えるでしょう。


公認取得済みだから安心して楽しめる

カスタムカーにおいて重要なのが「安心して乗り続けられるか」という点です。

今回の718 Boxsterは、オーバーフェンダー化だけで終わるのではなく、構造変更を行い、公認取得済みとなっています。

これにより、保安基準を踏まえた仕様として登録されており、日常使いや車検も視野に入れたカスタムが実現しています。

「見た目だけ」のショーカーではなく、実際に走り、楽しみ、維持していける仕様であることは、この車両の大きな魅力です。

カスタムカーだからこそ、安全性や法令への配慮も大切にしたいというオーナーの考えが形になっています。


カスタムスペック一覧

項目仕様
ベース車両2017 Porsche 718 Boxster
グレード718 Boxster
ホイール純正 Spyder 20インチ
フロントタイヤ245/35R20
リアタイヤ305/30R20
ボディオーバーフェンダー仕様
構造変更公認取得済み
コンセプト純正デザインを活かしたワイドスタイル

この仕様が目指したもの

今回のカスタムは、単純に「目立つクルマ」を作ることが目的ではありません。

ポルシェが持つ美しいデザインを尊重しながら、より迫力あるシルエットと高い走行性能を両立させることをテーマに製作されています。

純正Spyderホイールを選択した理由もその一つです。

社外ホイールではなく純正デザインを活かすことで、上質さとスポーティさを高い次元で両立しています。

細部まで統一感を意識した結果、イベント会場やツーリング先でも多くの注目を集める一台となりました。

「純正では物足りない。しかし派手すぎるカスタムにもしたくない。」

そんな理想を形にした718 Boxsterと言えるでしょう。

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