まひろが中宮・彰子の女房に...NHK大河ドラマ『光る君へ』前回振り返り&第33回(9月1日)あらすじ・式部誕生 …を描く大河ドラマ『光る君へ』(NHK)。「式部誕生」と題する第33回(9月1日放送)では、「藤式部」という女房名を授かり、中宮・彰子が暮らす後宮「藤壺… (出典:Lmaga.jp) |
紫式部(むらさき しきぶ)は、平安時代中期の女房、作家、歌人。『源氏物語』の作者とされ、『紫式部日記』を残しており、歌人として『紫式部集』を残した。『後拾遺和歌集』などに入集し、『中古三十六歌仙』『女房三十六歌仙』『百人一首』に選ばれている。 ポータル 文学…
44キロバイト (6,438 語) - 2024年8月9日 (金) 14:56
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1. 第33回の概要
このエピソードでは、女優の吉高由里子さんが主演を務めるまひろが、重要な転機を迎えます。
彼女は「藤式部」という新しい名前を与えられ、一条天皇の中宮・彰子が暮らす藤壺での新生活をスタートさせます。
しかし、初めての後宮での生活に戸惑いを見せるまひろの姿が描かれています。
\n\nこの物語の中で、まひろは左大臣・藤原道長を通じて一条天皇に自身の物語を献上しますが、道長はその物語が一条天皇の心に留まらなかったことをまひろに告げます。
しかし、まひろはその知らせを受けても落胆せず、自らが書きたいものを書くことに情熱を持ち続けます。
この姿勢には道長も感銘を受け、まひろが自身の道を見つけたと感じるシーンが印象的です。
\n\nまた、一条天皇はまひろの物語の続きを読みたいと興味を示し、これがきっかけでまひろは彰子の女房になることを決意します。
しかし、後宮での生活は決して楽なものではありません。
初めて藤壺での生活に挑むまひろは、周囲の視線や新しい環境に苦慮しますが、それでも彼女は自分の役割を全うしようと努力します。
\n\nこのエピソードは、『源氏物語』の作者である紫式部が如何にしてその名を広め、後に「式部」としての地位を確立していくかを描いています。
まひろの成長とともに、時代背景や人間関係が緻密に描かれており、視聴者を引き込む要素が満載です。
特に、吉高由里子さんの繊細な演技が光る場面が多く、彼女が演じるまひろの心の葛藤や成長がリアルに伝わってきます。
次回の展開も非常に楽しみです。
2. あらすじ
中宮・彰子のもとで働くことになったまひろは、初めての宮中生活に戸惑いを隠せません。藤壺での新たな環境に慣れるのに時間がかかり、当初は物語を書くことが思うように進まない日々が続きます。宮中の喧騒や慣れない環境の中で、まひろは自分のペースを取り戻すのに苦労します。
一方で、一条天皇に物語が献上されるという大きな出来事もあります。左大臣の藤原道長を通じて、一条天皇にまひろの物語が届けられます。この献上がどのような結果をもたらすのか、一条天皇の反応に注目が集まります。最初は冷淡な反応を示す天皇ですが、後にまひろの物語に興味を抱くようになります。この変化が、まひろにとって大きな励みとなります。
また、道長に対するまひろの感謝の気持ちも強く描かれます。道長が物語を一条天皇に献上してくれたことにより、まひろは自分の執筆活動に新たな意味を見出します。彼女は道長のおかげで、自分が書きたいものを書くという自由と創作の喜びを再確認します。これにより、まひろは一層執筆に没頭するようになります。
このような中、まひろは自分の成長と共に、宮中での生活を少しずつ楽しむようになります。新たな人間関係や経験を通じて、彼女は一人の作家としてだけでなく、一人の女性としても成長していくのです。『光る君へ』第33回は、まひろの新たな挑戦と成長を描いたエピソードであり、彼女の強さと柔軟性が光る内容となっています。
3. 注目のシーンとキャスト
次に、藤原道長とまひろとの会話シーンも必見です。一条天皇への物語の評価に落胆する道長に対し、まひろは自分の書く意義を再確認する姿が描かれています。その厚い信頼関係が、女流作家としてのまひろの成長を感じさせます。
また、まひろが後宮・藤壺での生活に戸惑いながらも、次第に適応していく過程も見逃せません。藤壺に出仕する際の女房たちの冷ややかな視線に耐える姿が印象的で、まひろの強さと決意が伝わります。
さらに、ドラマ全体を通して吉高由里子さんの演技が圧巻です。主人公・まひろの成長を見事に演じ切り、視聴者を引き込んでいきます。
このように、多くの魅力的なシーンとキャストが詰まった第33回「式部誕生」。これからの展開も楽しみですね。
4. 視聴者の反応
このエピソードに対する視聴者の反応は賛否両論ありました。
SNSでの意見を見てみると、まひろのキャラクターに対する評価が特に多かったです。
ある視聴者は「まひろの強い意志と独立心が素晴らしい」と称賛する一方で、別の視聴者は「まひろの行動が理解できない」と疑問を呈していました。
複雑な人物像を描くドラマは、さまざまな視点からの評価が寄せられるものです。
今回のエピソードでも、まひろの行動や決断に対する共感と反発が入り混じっていました。
特に注目されたのは、まひろが藤壺での生活に慣れずに悩む姿です。
視聴者の多くが彼女の苦悩に共感し、「新しい環境での葛藤はリアルだ」と感じた一方で、「もう少し前向きな姿勢も見せて欲しかった」との声もありました。
歴史的背景に関する感想も少なくありませんでした。
一条天皇の立場や道長との関係性に触れた視聴者も多く、「当時の宮中の政治的な駆け引きがよく描かれている」と評価されました。
また、紫式部の物語を通して、日本の歴史や文化について改めて学ぶ機会となったという意見も見受けられました。
総じて、「光る君へ」第33回「式部誕生」は、まひろのキャラクターとその成長、そして歴史的背景を通じた深いドラマ性が視聴者に強い印象を与えました。
5. まとめ
この回では、まひろが物語を書く意義についての内面の葛藤と成長が描かれています。
まひろは初め、一条天皇に読んでもらうために書き始めた物語が認められなかったことに対し、少しも落胆せず、自分のために物語を書き続けることを決意します。
道長に感謝の意を述べる場面では、己の生きる道を見つけたことへの確信と自信が伺えます。
この自分らしさを追求する姿勢は、次のエピソードへの期待感を高める重要な要素です。
新しい環境でのまひろがどのように成長し、物語を作り上げていくのか、視聴者としても見逃せない展開といえるでしょう。
彼女の葛藤と成長が、次回以降どのように描かれるのか、その進展に多くの期待が寄せられています。
このドラマは、紫式部の秘められた情熱と想像力を背景に、彼女がどう世を渡り歩くのか、さらにどのように「源氏物語」を完成させるのかを描く重要な一幕です。
次回の放送では、まひろと道長、一条天皇を中心とした関係性の進展や、新たな物語の構築に注目したいです。