【宝塚】有愛きいの遺族の本気度！17日の歌劇団側の公式発表前に厚労省の記者クラブでの会見の意図

　宝塚歌劇団との話し合いが上手くいかなかったため、今回の事態になったのでしょう。

きっと、妹の一禾あおさんを将来のトップスターにするとの提示で幕引きをしようとしたのではないでしょうか？遺族側はそんなことを望んでいたわけではないはずです。常識的に考えれば判るものを、木場理事長以下、歌劇団側は内部の常識が世間の非常識という認識すら持ち合わせていないのでしょう。

 17日の発表次第で法的措置をとるつもりでしょうね。

川人博弁護士は電通の過労死事件で勝訴し、働き方改革の流れを作った労働問題凄腕弁護士です。それだけでも遺族の本気度がわかります。しかも厚労省記者クラブで会見を開くということは過労死案件として徹底的に戦うという決意表明でもあります。

弁護士からは、劇団の発表を受けてまた会見を開くと話していました。歌劇団側は、ここからは少しも対応ミスが出来なくなります。

電通の時は社長が引責辞任しただけでなく、各支社の幹部も労基法違反で送検され、各子会社も労基署の勧告を受けるという重い処罰を受けています。

木場理事長のクビが飛ぶのは確定として、阪急阪神ホールディングスにも今回は飛び火しそうですね。

このまま進むと歌劇団側がまた隠蔽するのは必至でしたでしょうから、今回の先制パンチは強烈です。

おそらく今回の公表がなければ17日の歌劇団側は、「調査した結果、何もありませんでした。」で終わりにしようとしたのだと思います。

さぁ、17日の会見を注目しましょう。