【極右政党】高市内閣の支持率82.0%自民党支持でないのに、結果として自民党を支持している？

自民党を支持していないにもかかわらず高市内閣を支持する人がいるのは、複雑な要因が絡み合っている結果だと思います。この現象を「結果として自民党を支持している」と一概に言うのは難しいでしょう。いくつか重要なポイントがあります。

💡 内閣支持と政党支持は異なる
高市内閣への支持は、必ずしも自民党全体への支持とは限りません。

個人の政策や指導力への評価：内閣支持は、総理大臣の個人の資質や政策、リーダーシップへの期待によって形成されることが多いです。高市首相の場合、「政策に期待できるから」という理由で支持する人が多く、特に若い世代からの期待が大きいようです。
自民党への不満の残滓：前政権の自民党に対する不満が完全に解消されたわけではなく、高市首相という新しい顔が、そうした不満を持つ層の受け皿になっている可能性もあります。高市内閣発足後、自民党支持率は5ポイント上昇したものの、過去の安定期と比べると依然として低い水準です。
🎌 自民党離れの保守層の存在と、維新の躍進
自民党を支持しない保守層の一部が高市内閣を支持していることも考えられます。

保守層の多様化：かつて自民党を支持してきた保守層の一部は、現行の自民党の政策や運営に不満を感じ、参政党や国民民主党、日本維新の会などの他の保守系政党に支持を移していることがあります。高市内閣は自民党と日本維新の会の連立政権として発足しており、維新の政策が高市首相の政策と結びついているため、日本維新の会支持層からも高い支持を得ています。
政策における日本維新の会との協調：高市内閣は、日本維新の会との政策合意を基礎に政権運営を進めています。外交・安全保障分野では、自民党と維新の政策合意内容が非常に詳細かつ具体的であり、従来の自民党政権とは異なる方向性を示す可能性もあります。特に「スパイ防止法」の検討開始など、これまで議論されてきた保守的な政策への期待が高市首相への支持につながっている面もあります。
これらの理由から、自民党を支持していない人が高市内閣を支持することは、高市首相が掲げる特定の政策や理念、または日本維新の会との連立という新しい枠組みに対する期待によるものであり、必ずしも「結果として自民党を支持している」とは言い切れない状況だと言えるでしょう。